
バネッサ・グロラ(Vanessa Gurrola)(32歳)は、カリフォルニア州で逮捕され、2024年にサンディエゴの高級マンションで発生したクリスチャン・エスピノサ・シルバー殺害事件への関与を理由に起訴された。
元メキシコのビューティークイーンでありインフルエンサーのバネッサ・グロラは、メキシコ国籍のクリスチャン・エスピノサ・シルバーの死に関連して、サンディエゴ地方検察庁により正式に殺人罪で起訴された。
事件は2024年2月17日に発生。エスピノサ氏がBMWで高級住宅「パリセードUTC」のガレージに入ろうとした際、待ち伏せされ銃撃された。
検察によると、グロラは2025年10月9日に攻撃への関与の疑いで拘束された。エスピノサ氏は「エル・チャト(El Chato)」の愛称で知られ、複数の銃弾を受けて路上で倒れているのが発見された。車の同乗者である39歳の男性も銃撃を受けたが、命は取り留め現在も安定した状態にあるという。
目撃者の証言によれば、犯人は迷彩ジャケットに黒いズボン、リュックサックを着用しており、車に近づいて発砲した後、逃走したという。
当局は犯行の動機をまだ明らかにしていないが、バハ・カリフォルニア州で麻薬取引の支配権を巡る抗争を行うアレジャーノ・フェリックス(Arellano Félix)カルテルに関連している可能性があると、San Diego Union-Tribune紙は報じている。
エスピノサ氏は、ティフアナ地区のボスとされるパブロ・エドウィン・ウエルタ・ヌーニョ(Pablo Edwin Huerta Nuno)と関係があったとされ、この人物は麻薬密輸の罪で8月にサンディエゴへ送還されていた。
シナロア州出身のバネッサ・グロラは、Instagramで140万人以上のフォロワーを持つ人気インフルエンサー。彼女は10月13日に行われた公判で容疑を否認した。現在、サンティーのラス・コリナス拘置施設に保釈なしで収監されている。

出典・画像:New York Post、San Diego Union-Tribune | Instagram @vanessagurrola_
